私の「小倉日記」

東京から北九州・小倉へ。転居歴19回の住宅&建築ライター・萩原詩子が綴る、小倉移住の記録。

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歴史

利休七哲の一人であり、かの細川ガラシャの夫、細川忠興が慶長7年(1602年)に築いた小倉城。現在の天守は昭和の再建です。以前に書いた記事では、石垣が創建時のものかどうか不明のままでした。ところがこの春、市がお堀の水抜き調査を実施。プレスリリースには「その土台と
『小倉城、お堀の水抜き調査』の画像

「明治日本の産業革命遺産」のうち、「官営八幡製鐵所」には早々に行きましたがお隣の中間市にある「遠賀川水源ポンプ室」(1910年)にはなかなか行く機会がありませんでした。何しろ遠いし、ついでもないし、かといって、これだけを目当てに遠くから出掛ける人もあまりいな
『世界遺産のポンプ室。』の画像

門司港にある、錦町公民館。下の写真奥に見える建物は、元「券番」、すなわち芸妓さんたちの拠点でした。芸妓さんたちが線香代(芸妓さんの収入。線香が燃える時間を単位に数えたことからきているとか)を積み立てて昭和12年(1937年)に建てたそうです。今も中には舞台があ
『北九州レトロ建築巡り(31)錦町公民館(旧二葉券番)』の画像

久しぶりの投稿です。今日は更新しよう、今日は更新しようと思いながら、気が付けば 2週間が経っていました。今年もこの調子で、あっという間に時が過ぎていくのでしょうか。恐ろしや。てなことで、今月はまだ神社を巡り中です。「三社参り」の三社目は、私にとって恒例の太
『太宰府で福岡現代建築巡り(10)菊竹九博&隈スタバ』の画像

北九州に来るまで、作家「火野葦平」の名前はたぶん、高校の日本文学史の副読本か何かで知ったきり。作品名も『糞尿譚』と『麦と兵隊』ぐらいで、正直、興味が持てませんでした。葦平自身が「代表作」としている『花と龍』に至っては、タイトルすら知らなかった。ググってみ
『火野葦平『花と龍』を読んでみた。』の画像

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